
花見の名所としても知られる上野公園、その中にあるのが上野動物園です。
正式には『東京都恩賜上野動物園』といって、1882年(明治15年)に開園した日本で最も古い動物園です。飼育動物の種類は日本最大の500種あまり、年間入場者は2008年で約290万人とこれも日本一。まさに日本を代表する動物園と言えるでしょう。
上野動物園は、東園と西園の二つの敷地に分かれています。
東園には主にローランドゴリラに代表される希少動物やゾウ、バイソンなどの大型獣、猛禽類や日本の鳥といった鳥類が展示されています。また、東園の敷地内は重要文化財である旧寛永寺五重塔が建ち、歴史を感じさせる美しいたたずまいを今に遺しています。
西園にはウサギやモルモット、アルパカなどの人気動物たちと触れ合える『こども動物園』や小さな動物を集めた小獣館などがあります。
同園では1990年以降、動物たちの飼育環境をできるかぎりその動物が棲む本来の自然に近づける取り組みがおこなわれています。スマトラトラのコーナーでは、密林の雰囲気を演出やガラスごしにトラが泳ぐ姿を間近に見ることのできる水槽を設置するといった工夫がされており、トラの迫力ある自然な姿を楽しむことができます。
上野動物園と言えば、1972年に日本の動物園で初めてジャイアントパンダの飼育展示を始めたことで有名ですが、2008年にオスのジャイアントパンダ、リンリンが死亡して以来、残念ながら現在ではその愛らしい姿を見ることはできません。しかし2010年2月、東京都が飼育展示を再開することを発表、早ければ2011年の春休みにも来日する予定で、大いに期待が高まるところです。
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